こんにちは!かりのです。
今回は買取ビジネス
リユース市場の現状と、
注目すべき顧客層について
お話ししていきます。
- 本当に需要はあるの?
- 首都圏だけで、地方では厳しいのでは?
- フリマアプリで処分するんじゃない?
と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
そうした疑問にもお答えしていきます(^^)
リユース市場の現状
はじめに中古品、リユース市場の現状から。
結論からいうと、リユース市場は
年々拡大しています。
環境省の資料によると、
2023年には3兆円を突破し、
2040年には4兆円に達すると予測されています。
出典:環境省
皆さんもメルカリやヤフオクで不用品を
処分した経験があるのではないでしょうか?
ちなみに、日本の映画・音楽・ゲームなどの
エンタメ市場は約5兆円といわれています。
リユース市場は、これに匹敵する規模に
成長しているマーケットなのです。
地方だから需要がある
でもそれってモノが多い東京とか
首都圏がメインなんでしょう?
と思った方もいらっしゃるかもしれません。
僕は東北の地方都市で開業していますが、
需要は非常に大きいと実感しています。
【事例紹介】娘に苦労をかけたくない…70歳 主婦 Aさん
先月訪問した、70歳 Aさんの事例です。
Aさんは数年前にご主人を亡くし、
一人暮らしをされています。
生前整理をしたいと依頼を受けました。
なぜ生前整理をしておきたいと考えたのかというと、
ご両親が亡くなった際の遺品整理や
処分が本当に大変だったからとのことでした。
Aさんには弟がいますが、弟さんは
東京に住んでいて手伝うことが
難しかったそうです。
結局、仕事や家事の合間を見つけては
整理を続け、数年かかったとのことでした。
Aさんには一人娘がいますが、
娘には同じ苦労をかけたくない
との思いから、生前整理を始めた
とおっしゃっていました。
地方に住んでいると、
少子高齢化が急速に進んでいくのを実感します。
そして、人はいなくなってもモノだけは
残っていくんですね。。。
地方だからこそ需要があるのです。
不用品処分はフリマアプリ?
モノを処分するんじゃない?」
そんな声が聞こえてきそうです。
確かに若い世代を中心に、
フリマアプリは急速に拡大しています。
下の表は年代別の利用経験を
調査したものです。
出典:ecclab
あれ? この表には
抜けている世代があります。
そう、70代以上の高齢者です。
僕が実際に買取依頼を受けるのは、
約8割が70歳以上です。
最近はフリマアプリを利用する方も
増えていますが、それでも少数派。
高齢者の方々は、長年のコレクションや
レア品、子どもが使ったオモチャなど、
思わぬお宝を眠らせています。
フリマアプリは便利ですが、
出品や配送などは高齢者には
煩わしい作業です。
リユース市場は成長を続け、
高齢者人口も増えています。
買取ビジネスはフリマアプリでは
とりきれない需要を
獲得することができます。
まとめ
リユース市場は2040年に4兆円規模へ拡大。
実家じまいや生前整理、
遺品整理、断捨離など、
超高齢化社会では確かな需要があります。
また、70代以上が大きな顧客層なのです。
次回はいよいよ具体的に、
どう買取をするのか?
をお話ししていきます。楽しみにしてください(^^)